日熊行燈

枕元にカステラを置いて寝ています

2016-12-04から1日間の記事一覧

捧ぐ

星野源が人に受ける歌詞を作り始めた。 そんなこんなで東京という街はトランプ氏が支配を始めた。 もともとひどいものだった。お前らの顔には自分が満足するために動く、仁義という概念を永劫持つことのない女たちへの憧憬があった。そしてお前らはなぜかそ…

大昔に書いた文章

その街は人行きが消えかかる夜にあった。白い大きな蛾が街灯の光る路道を飛び、死んだ蝉が叶うことのなかったものの零れ落ちる路端に閉じ込められていた。夏の夜だった。男と女、手をつないで寄り添った二人がその街を歩いていた。彼らは孤独だった。なぜな…